皆さんこんにちは。
今回はアイルランドのフラッグキャリア(?)で日本人にはあまり馴染みのない航空会社であるエアリンガス(Aer Lingus)に搭乗してきましたので、その様子をお伝えします。
エアリンガスとは?航空会社の基本情報

エアリンガス(Aer Lingus)はアイルランドを代表する航空会社で、ダブリン空港を拠点にヨーロッパ各都市へ路線を展開しています。フルサービスキャリア(FSC)とLCC(格安航空会社)の中間的な位置づけで、運賃タイプによっては座席指定や預け荷物が有料となる点に注意が必要です。
チケット予約のポイントと注意点

今回はイベリア航空の公式サイトでエアリンガスのチケットを購入しました。予約時のポイントとして、以下の点に注意が必要です。
- 座席指定ができない可能性: 今回私が予約したクラスは24時間前から無料で座席指定できる運賃クラスでしたが、エアリンガスのWebサイトでは「すでに座席が決まっている」と表示され、指定できませんでした。
- 運賃クラスの誤表示: 今回預け荷物込みの運賃を選択したにも関わらず、搭乗券には本来預け荷物有料の最安運賃(LOW)が表示され、追加料金が必要なのか不安になりましたが、問題なく無料で荷物を預けられました。予約した運賃を信じましょう。
早朝のマドリード行きに搭乗

さあ搭乗です。
朝4時のダブリン空港にやってきました。
ここまで空港バスであるAirCoachできましたが、このバスなんと24時間動いており、使い勝手がすごくいいです。
今日目指すはスペインの首都マドリード。
日本からYahooの熱中症注意情報の通知が来ているのにこちらは11℃となかなかの寒さです。
ダブリン空港でのチェックインと搭乗手続き
エアリンガスはダブリン空港の第2ターミナルを利用しています。大体出発の2時間前についておくと安心です。チェックインの流れは以下の通りです。
- チェックイン機でタグを発行
- 自動預け機で荷物を預ける
- 保安検査場を通過(アイルランドには出国審査なし)


時刻は朝4時、この時間からお店が一斉に開店するらしく、ここで朝ご飯をいただきます。
アイルランドと言えばアイリッシュブレックファストですよね。
4時から激重ご飯を食べます。
このソーセージ良い感じでぶよぶよなのですごい好きです。

同じくアイルランド名物アイリッシュコーヒーはもはやカクテルなので激酔いに注意しましょう。

沖止め形式
ダブリン空港は沖止めが基本らしく、今回もバスで移動します。
日本のように自然と列ができることはなく、アナウンスがあってからみんながぞろぞろと並び始めるスタイルです。

マドリードまでお世話になるA320です。
座席はLCC並みに狭く、足を組むことはもちろんできません。
コンセントやモニターもないですが、スマホスタンドがあり、ダウンロードした動画を見る分には便利そうです。
ドリンクサービス等は無く、飲食物が欲しい場合は全て有料となるみたいです。
私は眠たかったので終始爆睡していました。
ダブリンからマドリードまではまっすぐ南へ3時間のフライトです。

暖かいマドリードに無事着陸。
これまで寒く、ずっと曇っていたところにいたので、暖かく晴れているマドリードは天国のようでした。
やはり日光を浴びることは重要だと実感させられました。
なんとユナイテッドのマイルがたまった!
今回チケットを購入したときはイベリア航空の公式サイトで購入しました。
イベリア航空は日本航空が加盟するワンワールドに所属しているため、JALマイレージを登録しましたが、搭乗後にJALサイトを確認するとこんな注意書きが…。

なんと提携社以外が運航するコードシェア便はマイル積算対象外でした!
残念…と諦めるのはまだ早いです。
自分の持っているマイル口座(JAL、デルタ航空、ユナイテッド航空)でエアリンガスと提携している航空会社は無いか探したところ、なんとユナイテッド航空がマイルの提携をしていました!
しかし、エアリンガスでの運賃クラスを知らなかったので、一抹の望みをかけて事後申請してみると…積算されました!
持っててよかったユナイテッド航空マイレージプラス!
まとめ
メリット
- 価格が比較的安い
- 主要都市を結ぶ路線が充実
- 短距離フライトなら問題なし
デメリット
- 座席指定や荷物の扱いが不明瞭
- フルサービスキャリアのような機内サービスは期待できない
- モニターやUSBポートがない
次回は日本人の99%が乗らない航空会社アビアンカの搭乗記をお送りします。
コメント